世界初の露和辞典を編纂した「ゴンザ」の御霊を祀る

いちき串木野市羽島の羽島崎岬にある羽島崎神社。

その羽島崎神社境内に「ゴンザ神社」は建てられています。

 

ゴンザは1728年、11歳のときに薩摩から大阪に向かう途中、嵐に遭ってロシアのカムチャツカ半島に漂着。その後、ロシアに定住して世界初の露和辞典などを編纂したとされる人物です。

その日本語がすべて薩摩の言葉だったことや、地元の研究者たちが行った方言の調査などから、ゴンザはいちき串木野羽島の出身だった可能性が高いとされ、2011年6月26日、この地に「ゴンザ」の御霊を祀る「ゴンザ神社」が建立されたとのことです。

羽島崎神社境内の正面左側がゴンザ神社で、右手にあるのは菅原道真を祀った菅原神社です。境内にある萬造寺斉の歌碑も、心打たれる内容です。

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