先日ご紹介をした甑島の「竪石」に続き
今回は甑島の癒しスポットの1つである「瀬尾観音三滝」をご紹介。

下甑島の瀬尾地区の瀬尾川の上流にある滝で、滝壺の近くには観音像が祀られており、緑に囲まれた美しい滝が、５５ｍの高所から三段になって流れ落ちることから「観音三滝」と呼ばれています。

滝の水は「諸人万人の薬水」と言われており、
昔は遠方から水を求めにくる人も絶えなかったそう。

滝の目の前には大きな杉が横たわっており、よく見ると支えが作られています。

倒れそうになりながらも尚青々しく生きるこの杉やこの場所を、昔から大切に守ってきたのが感じられます。

滝の右手には上に登る階段があり、一の滝・二の滝を見るためには、ここを登っていきます。

足元には「ヘゴ」という植物が大量に自生しているのですが、この甑島の「ヘゴ」自生北限地帯として国の天然記念物に指定されています。

2、3分ほど階段を登ると、2つの滝が見えてきました。だいたい30分くらい滞在していましたが、滝の周囲には涼気＆マイナスイオンが漂っていて、目を閉じて深呼吸をするだけで、心も体も洗われる、そんな感じを覚えました。